KFA第22回熊本県フットサルリーグ2018 2部
12/24(月/祝)12:30 @ウイングまつばせ
第9節
エンフレンテ熊本U-18 4-3 F.C. Moralista
前節から開始した後期リーグ。首位学園大を相手にもう一歩のところまで食らいついたが、最後に力の差を見せつけられ敗戦。
今節は古豪モラリスタを相手にほぼベストメンバーでの挑戦となる。
スターティングファイブはGKにNo.12宮田。クワトロセットのNo.31福島、No.32石坂、No.46西野、No.96鬼塚が名を連ねた。
全日本選手権で輝きを放ったクワトロが県リーグで久しぶりに勢揃い。練習でも好調を維持しているが故に期待も高まる。
自陣に引いて守備ブロックを形成するモラリスタ相手にその外でボールを回し隙を伺っていると、早速スコアが動く。
右サイドからNo.32石坂のシュート性のボールがゴール前に入ると、相手に当たってそのままゴールに吸い込まれオウンゴール。意外な形から先取点を奪うことに成功する。
その後も引いた相手に対してボールを保持するも、固い守備の前になかなかチャンスを作れない。逆に奪われてからのカウンターでピンチを迎えるも、No.12宮田のセーブでリードを維持する。
1-0のまま時間は流れ、このままハーフタイムを迎えるかと思われた前半19分に均衡が破られる。一瞬の隙を突かれ裏に飛び出したモラリスタNo.13下城の快足に追いつくことができず、GKとの1vs1を制され1-1の同点で前半を折り返すこととなる。
後半に入りシステムに変更を加える。この日ボールを収めるのに苦労していたNo.50東田に代わり、No.45石田をピヴォに配置。勢いが武器のNo.52本田をアラに置き活性化を図る。
タイミングで受ける技術が高い石田がピヴォに入ったことで、No.9森山のパスワークからチャンスの数を増やしていく。
ガッツセットもNo.27横田を投入。ムードメーカーかつ対人能力が高く、チームに勢いをもたらした。
しかし、後半6分から局面が大きく動き出す。左サイドを崩されるとモラリスタNo.15館岡にタイミングをずらしたシュートで決められ1-2とされる。だが、その2分後にNo.45石田がこぼれ球を左足で押し込みすぐさま同点とする。相手に流れを渡さない大事な時間帯でのゴールだった。
後半12分には、No.32石坂がドリブルで運び右足一閃。左隅に決まり3-2と再逆転。リードもつかの間、その1分後にこぼれ球をモラリスタNo.7松下に豪快に決められ同点とされる。
シーソーゲームとなったこの試合が決着したのは後半18分だった。No.52本田が左サイドを突破し中に折り返す。一度は防がれたが相手が処理しきれなかったボールをNo.45石田が左足で叩き込む!前節ハットトリックの石田が今節も2得点を挙げる活躍を見せ4-3と勝ち越す。そしてそのまま試合終了。奇しくも前日のTopチームと同じスコアでの勝利でクリスマスイブの激闘を制した。
2位に位置していたモラリスタを沈める金星でシーズン2勝目を勝ち取ったエンフレンテU-18。入替え戦争いにわずかな希望を残すことができた。
次節はFC Panteraとの一戦。前期で勝利しているだけに油断は禁物である。このまま勝ち続け順位表を大きく動かす存在となっていきたい。
次節の日程
2019年1月20日(日) @宇土市民体育館
12:30 vs FC Pantera
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)
No.32 石坂 岬己
先制点となったオウンゴールを誘発し、後半の勝ち越しゴールも独力でこじ開けた。守備でもハードワークで存在感を発揮し続け、シーズン2勝目に大きく貢献した。
得点経過
01:04 オウンゴール(F.C. Moralista) 1-0
18:24 F.C. Moralista 1-1
26:00 F.C. Motalista 1-2
27:59 No.45 石田 淳也 2-2
31:24 No.32 石坂 岬己 3-2
32:32 F.C. Moralista 3-3
37:12 No.45 石田 淳也 4-3